アフィリエイトは、自分のペースで作業することができるのがメリットの一つです。しかし、作業量に比例して収入がアップするかというと、そうではありません。
つまり、いかに少ない作業量で多くの収益を上げることができるかが、効率よく稼ぐことのポイントになります。
アフィリエイトの作業の一つに広告選びがあります。
自分のサイトやブログに貼る広告リンクを選ぶことですが、この広告リンクの選び方によって、同じ記事でもその生産性はよくも悪くも変化します。
稼げない広告リンクとは?
一番困るのは、せっかくいい記事を書いたとしても、そこに貼る広告リンクが的外れだったり不具合があったりして、収入につながらないケースです。
アクセス解析を使って分析するとよくわかりますが、アクセスがあって広告リンクがクリックされているのに収益が発生しない場合、その広告リンクに何か問題があると思ってよいでしょう。
つまり、「稼げない」広告リンクを貼ってしまっているということです。
具体的に、広告リンクがクリックされているのに稼げない場合、次のような原因があると考えられます。
広告リンク先のページ表示速度が遅い
ユーザーが広告リンクをクリックしても、そのページが表示されるまでに時間がかかりすぎるケースです。
表示されるのが遅いと、ユーザーは途中でそのリンクをあきらめてしまいます。
つまり、広告主のLPを見てもらえなくなるわけで、これでは収益が発生するわけがありません。
商品に魅力がない、購買欲を起こさせない
次に、広告リンク先のLPは訪問されたものの、サイトを見ても商品が魅力的に描かれておらず、「使ってみたい」「試してみたい」と思わせない広告サイトです。
記事を読んで気持ちが盛り上がったユーザーも、魅力のない商品ではそこで購買欲が覚めてしまいます。これにはいくつかの要因がありますが、
- サイトデザインが良くない
- 商品の魅力がよくわからない
- 価格とスペックが釣り合わない
などのようなことが考えられます。
商品の購入やサービスの利用までの手続きが煩雑もしくは上手く機能していない
さらに、広告リンクが表示され商品を買ってみたいとユーザーに思わせることができても、いざ購入手続き画面に行くと、それがうまく機能しないサイトもあります。
これは、かなり致命的で、せっかくユーザーの財布のひもが緩んだのにも関わらず、最後の「購入」にまでは及ばないことになります。
「そんな広告サイトってあるの?」と思うかもしれませんが、これが意外とあるんです(笑)。
数ある広告を扱っていると、いちいち広告サイトの購入画面までチェックするのはおっくうですが、広告リンクをクリックされているのに収益がまったく上がらない場合は、確認してみることをおすすめします。
- 商品購入手続き画面が分かりにくい
- 支払い方法の種類が少ない
- 画面が小さすぎて文字入力が難しい
このような原因が考えられます。
リンク切れ
そして、もう一つの原因はリンク切れです。
これは、記事を投稿した当初は有効であったものの、その後広告主がアフィリエイトから手を引いてしまって、リンクが切れてしまっている可能性が高いです。
こういったケースはアフィリエイターにとって、とても迷惑なものになります。
特にその商品やブランドにターゲットを絞って記事を書いている場合、投稿後そのプログラムが終了されてしまうと、記事そのものが使い物にならなくなります。
記事を書く時間、広告リンクを選ぶ時間、そして広告リンクを取り外したり記事を削除する時間、これらがすべて無駄な作業になってしまいます。
だからこそ、広告主を選ぶときには慎重に選ぶ必要があるのです。
では、このような悪質な(ちょっといいすぎ?)広告主を選ばないためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
NG広告を選ばないためのコツ
上記のような「稼げない広告」を選ばないために、私が普段気をつけていることを書いておきます。
1.報酬金額だけで広告を選ばない
広告を選ぶときに、その広告プログラムの報酬金額というのは気になるものです。
しかし、同種の商品の中でひときわ報酬額が大きいものは、何かしら問題があることがあります。
広告リンクを貼れる数は限られますから、できれば報酬金額の大きなものを選びたいですが、いくら報酬金額が大きくても一つも売れないのでは収益は上がりません。
2.広告リンク先を見る
広告リンクを使用する前に、必ず広告リンク先のLPを見るようにします。
リンク先のページに魅力がなければ、ユーザーは購入しません。サイトデザインが古臭かったり、文字が小さすぎて読みにくかったりするのもNGです。
もちろん、今時スマホに対応していない広告は、お話になりません。
3.こまめにプロモーションや情報提供をしてくれる会社を選ぶ
広告主の中には、提携後こまめに情報提供やプロモーションの案内などを知らせてくれる会社があります。
このような会社は、アフィリエイトやネット集客に力を入れていると考えられますので、いきなり「プログラム終了」となるリスクが少ないと考えています。
逆に、掲載許可の申請をしてもなかなか回答が来ない広告主や、問い合わせをしても反応が悪い広告主は避けておく方が無難でしょう。
4.ASP主催のセミナーなどに参加して広告主に会う
ASPでは、セミナーや商品展示などのイベントを開催しているところも多いです。
遠方に住んでいる人は少し難しいかもしれませんが、機会があればこのようなセミナーに参加してみるのもおすすめです。最近ではオンラインセミナーも行われています。
セミナーやイベントには、広告主の方が参加するものもありますので、この場合直接会って話を聞くこともできます。
こういったイベントに参加すること自体が、アフィリエイトに力を入れているということですので、稼ぎやすい広告だと判断できる材料になります。
賢く広告を選んで効率よく稼ごう!
広告リンクの選び方は、その記事の収益性を左右する重要なポイントです。
全体的な作業効率と生産性をよくするためにも、広告選びは慎重に行うようにしたいですね。
ここに挙げたことは、私が普段から気をつけていることです。
少しの作業時間でなるべく多く稼ぐ、これが実現できるのがアフィリエイトの魅力の一つ。ぜひ、参考にしてみてください!