ずいぶん昔になりますが、養老 孟司氏の話を聞きに行ったことがあります。SONYから犬型ロボット「AIBO」が発売されたばかりの頃のことです。
私はふだん、こういう知的な人たちの講演を聞きに行くことをしません。でも、だからこそかもしれませんが、まれに話を聞きに出かけると、その内容についてはよく記憶しています。
彼の話の中で印象に残ったポイントはいくつかあったのですが、その中に、このような言葉がありました。
「本とは古い情報である」
情報は新鮮であることに価値があるものですが、情報がいったん書籍化されてしまうと、そのとたんに「古い情報」と化してしまう、という話でした。
コンテンツが書籍となるまでには、複数の工程が必要であり、それをこなしていくうちに情報が古くなってしまうのです。現在でこそ、電子書籍というスタイルの書籍があり、かなりのスピード感で情報を書籍化することができます。しかし、それにしても、情報の迅速さ、新鮮さという点に関しては、インターネットで駒切れの情報を集める方がリアルタイムなものを収集できます。
彼が当時、インターネットがここまで普及しだれでもフレッシュな情報を受け取ることができるようになると予測していたかどうかは不明ですが、彼の言葉はまだ私のなかで生きています。
デジタルコンテンツ販売に関する書籍準備中
本メルマガでは、有料購読者向けに、電子書籍化するまえの情報(コンテンツ)を先行公開していきます。毎月少なくとも1作品(1テーマ)のものをお届けできるよう予定していますが、9月はデジタルコンテンツ販売に焦点を当てて、書籍用原稿として、ここに掲載する予定です。
内容は
そもそもデジタルコンテンツ販売とは、およびメリット・デメリット
初心者でもできるのか、何を作るべきか
コンテンツを販売する具体的な方法
使えるプラットフォーム
他
大雑把な構成として、以上のようなことを描いています。
将来的には電子書籍化してAmazonから販売する予定ですが、先にも言いました通り、このような情報は「新鮮さ」が命です。
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