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デジタルコンテンツ販売をはじめよう!(3)

電子書籍出版(Amazonキンドル)

Mai
Sep 28, 2021
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デジタルコンテンツ販売の典型的手法が、Amazonキンドルが提供している電子書籍のセルフ出版です。これまで、書籍を出版するとなると、出版者からお声がかからない場合は、膨大な費用をかけて自費出版するしかありませんでした。

しかし現在は、普通の素人がだれでも簡単に電子書籍という形で本を出版できるようになっています。

電子書籍を出版、購入できるプラットフォームはAmazon以外にもありますが、規模が大きく、出版までの作業が容易なのがAmazonです。

Amazonからキンドル本(電子書籍)としてセルフ出版する方法は「KDP出版」と呼ばれます。これは、「キンドルダイレクトパブリッシング」の頭文字をとったものです。

KDP出版で稼ぐ仕組み

KDP出版では、だれでも無料で電子書籍を出版することができます。電子書籍といっても本ですから、売れれば印税を受け取ることができます。

本の出版者は、販売価格の35%あるいは70%の印税(ロイヤリティ)を受け取ることができます。

通常の紙の本では、印税35%というのはまずありえない話ですから、ビジネスとして非常に魅力的です。

KDP出版において、70%のロイヤリティを受け取るには、書籍をAmazonで独占販売するなどといった条件を満たしていることが必要です。つまり、70%の印税を受け取るためには、Amazonキンドル以外のプラットフォーム(例えばnoteとか楽天など)で同一コンテンツを販売してはいけないということになります。

その他にも、細かい条件はありますが、最も大切なポイントが「独占販売」ですので、覚えておきましょう。

Amazonキンドルでは、Kindle Unlimitedという読み放題プランを提供しています。70%のロイヤリティを受け取るには、この読み放題プランにも同書籍を登録しなくてはいけません。

読み放題プランは、サブスクリプションサービスです。ユーザーは毎月一定額を支払うことで対象書籍や雑誌が読み放題になります。

これに自分の書籍を登録すると、加入しているユーザーによって読まれたページ数に応じてロイヤリティを受け取ることができます。現在、1ページ読まれるごとにおおよそ0.5円のロイヤリティになっているようです。

KDP出版のメリット

KDP出版からデジタルコンテンツ、すなわち電子書籍を出版することのメリットには次のような点が挙げられます。

不労所得になる

電子書籍としていったん出版したコンテンツは、購入されるたびに、読まれるたびにロイヤリティを稼いでくれます。出版すればなんでも売れるというものではありませんが、毎月一定数を売り上げる書籍を作ることができれば、それは不労所得になります。

ただし、書籍ジャンルによって、「ジャンルの旬」ともいうべきものがあります。いいかえれば、ある種の本には「商品としての」寿命があるのです。

例えば、情報の移り変わりが激しい分野の本の場合、数年後にはほとんど売れなくなってしまう場合があります。とてもよく読まれていたものがまったく読まれなくなるということは考えにくいですが、それでも情報の新鮮さが命であるジャンルにおいては、年月が経つごとに売上は落ちるのが自然でしょう。

一方で、英会話など時代に関係なく需要があるテーマや小説などの創作物は、売れる期間が限定されにくく、長寿商品になり得るといってよいでしょう。

在庫という概念がない

紙の書籍と異なり、電子書籍には「在庫」という概念がありません。紙の書籍の場合、出版される際には、最低印刷冊数があります。そして、売れ行きが良ければ、第二刷、第三刷と増刷されるかもしれませんが、反対に売れなかった場合、在庫を抱えることになります。また、売り切ったとしても、出版社が再刷しないと決定すれば、「絶版」となり、その後販売する機会を失うことになります。

その点、電子書籍はデータとして存在しているため、在庫を考える必要がありません。当然ながら、絶版になることもありません。いったん出版してしまえば、自分で「出版停止」しない限り、ずっと販売され続けることになります。

ブログでは収益化しにくいジャンルでも稼ぎやすい

ブログをやったことがある人は、ブログの収益化を考えたことがあるかもしれません。ブログで稼ぐ方法というと、手っ取り早いのは広告を掲載し紹介料をもらう方法です。これはアフィリエイトと呼ばれますが、その収入は広告主に依存するという大きなデメリットがあります。

ブログを作成する、ブログ記事を書く際、常に広告主のことを忖度しなくてはいけません。ジャンルによっては、どんなに良い文章を投稿しても、広告が見つからない(スポンサーがいない)場合もありますし、極端に広告単価が高いジャンルと低いジャンルとに分かれます。広告主が少ない、あるいは広告単価が低いテーマを選んでブログ記事を書いてしまうと、どんなにクオリティが高くても収入はほぼゼロという事態になることも…。

さらに、広告主によって、アダルトはダメだとか、暴力的な表現はNGだとか、さまざまな制約を受けることもしばしばです。これでは、自分の本当に書きたいことを自由に書くことはできません。

その点、Amazonの電子書籍出版で扱われているジャンルは、ブログアフィリエイトに比べて制約が少ないです。極端な話、アダルトや成人コンテンツも出版可能です(ただし、コンテンツにまったく制限がないというわけではありません)。

例えば、旅行ブログや旅行記は、ブログアフィリエイトでは、稼ぎにくくなってきているジャンルですが、電子書籍であれば、ブログよりは読まれやすいです。これまでブログに掲載してきた旅行記をまとめて編集し、電子書籍としてAmazonから出版するのもありです。

また、ブログアフィリエイトと違って、書籍文章を書くときに検索エンジンなどを意識する必要もありません。ブログライティングを勉強したことがある人は「SEOライティング」について知識があると思いますが、書籍執筆にはこれはまったく関係ないです。そのため、自由な文調と表現で執筆することができます。思う存分、クリエイティビティが発揮できるというわけですね!

KDP出版にデメリットはないの?

このようにメリットの多いKDP出版ですが、デメリットもあります。

Amazonは世界的に大規模なショッピングサイトですが、個人が出版するキンドル本を特別販売促進してくれるというサービスはありません。出版社を通した商業出版であれば出版社で販促をしてくれますが、Amazonにはそのような販促は期待できません。

本を出版した後は自力で宣伝して販売する必要があります。

とはいうものの、Amazonキンドル本を購読するユーザーは非常に多いので、意外とマイナーなジャンルの本でも売れることがあります。競合が少ないためでしょうか。実際、何もしなくても売れていくこともあるのです。

ネットコンテンツは比較的なんでもそうですが、売り出してみないと何が売れるか、何か受けるかわからないというところがあります。ですので、まずはキンドルで本を出してみて、様子をみてみることも大切かと思います。

Kindle Unlimitedに登録すれば、読み放題プランにサブスクライブしているユーザーには、「読み放題として新規登録された書籍」としておすすめされることがあります(ユーザーの購読履歴によって最適化される)。そこから良いレビューが付けば、徐々に単品での売り上げも増えていく可能性があります。

KDP出版から本を出したからといって必ずしも売れるとは限りませんが、何もしなくてもじわじわ売れていくラッキーな本も、たまにあります。ですので、少々売れ行きが悪くてもがっかりせずに、まずは数冊出版してみることをおすすめします。


★おすすめ書籍:

→15分で丸わかり!キンドル電子書籍出版副業で稼ぐ: WordとCanvaで不労所得を作る|Amazon

→電子書籍はブログ感覚で書け!: キンドル本で不労所得を作る|Amazon


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