本メルマガの有料化について、日本時間8月13日をもって有料メルマガに切り替えます。
既存記事の中には、同時に有料コンテンツ(鍵付きコンテンツ)に変更するものもあるので、読みたいものでまだ読まれていない投稿がある場合は、それまでにご一読ください。
なお、8月末までのスペシャルオファーとして、最大12カ月半額プランを用意しています。
課金なしで読めるコンテンツと有料コンテンツ
先のメールにも書きましたが、有料化するといっても課金なしで読める投稿も配信していく予定です。
メルマガ発行者として、どこからが鍵付き(有料コンテンツ)かという線引きが悩みどころですが、私は以下のように考えています。
課金なしで読めるコンテンツ
ライター、あるいはネットビジネス初心者向けの内容
文章スキルアップのコツやブログアフィリエイト関連
セルフマネジメント、時間管理や仕事術関連
初心者のためのマーケテイング入門
鍵付き(有料)コンテンツ
中級者以上向けの内容
各種プラットフォームの使い方や比較
セルフブランディング、不労所得の作り方
海外発情報も含めたマーケテイング最新アップデートなど
イメージとしては、「私はまだまだライターの卵」「これからオンラインビジネスで何かやってみたい」という初心者は課金なしで読んでいただき、少し稼げるようになったら課金して、一歩進んだ内容に触れていただくという感じ。
メルマガをサブスタックに移行してから、読者によっては、「ちょっとこの内容、私には難易度が高くないかな?」と思わせるようなコンテンツもあったかもしれません。
そこを鍵付きとしてクローズ記事にすることで、初心者ライターさんにとっては、かえって読みやすくなるかとも考えています。
メルマガ有料化を決めたおまけ的な要因
メルマガ有料化の理由は、もう一つおまけ的なものがありまして、それはMediumとのシェア、使い分けをどうするかという問題です。
これは、アメリカ在住日本人Zoiさんとの共同執筆パブリケーション「砂漠のZoiと森のMai」運営において、Zoiさんとの議論でも上がったテーマです。
Mediumはアメリカに基地を置く有料サイトで、すべての投稿コンテンツを読むには、月額5米ドル(あるいは年間50米ドル)払って有料会員にならなくてはいけません。
私のメルマガ購読者さんの中には、Mediumの有料会員の方も多くいらっしゃいます。サブスタックメルマガで公開する投稿をMediumでシェア(転載して掲載)する場合、Medium上で無料コンテンツとして公開するか、有料コンテンツとするべきかが問題になってきます。
この点に関して、おそらく私とZoiさんではバランス感覚に共通しているところがあって、無料メルマガとして公開している内容をMediumの有料コンテンツとして公開することにやや違和感があるのです。
とはいうものの、「無料メルマガなんだから、Mediumでも無料コンテンツとするべきだ」といいたいわけではありません。そこは各ライターさんの判断によるべきですし、個別の内容によって振り分けるべきだとも考えています。
ただ、そもそもが有料メルマガとして公開している投稿なら、Mediumで有料公開するのは理にかなっている気がするのです。だからメルマガを有料化するというわけでもないのですが、ここに一つの理由があることは否定できません。
Mediumもサブスタックも有料コンテンツを求めている
前回の「サブスタックのアルゴリズムにのれ!」でも書きましたが、サブスタックは、ライターが有料メルマガを発行し、購読者から収益を得てはじめて、プラットフォームとして利益を得ることができます。これを利用するのは完全無料ですから(独自ドメインの設定50米ドルを除き)、有料メルマガが購読されることのみがキャッシュポイントになっています。
当然ながら、サブスタック側の視点に立つと、有料メルマガを発行しているライターの方が、無料パブリケーションのみ運営しているライターよりも重要視されることになります。
サブスタックだけでなく、Mediumも同じようなことがいるでしょう。Mediumにしてみれば、有料会員を多く獲得して初めてプラットフォームとしての経営が成り立ちます。そのためには、ライターが良質な記事を「有料で」公開することが必須となります。
すべてのライターがコンテンツを無料公開してしまったら、あっという間にMediumは立ち行かなくなります。だから、Medium内のアルゴリズムでも、無料コンテンツより有料コンテンツの方が露出度が高くなるように設定されているはずです。
力のあるライターが育つアメリカ
サブスタックとMedium、どちらもアメリカ発祥のプラットフォームですが、フリーランスライターが稼げる土俵を作ってくれています。だから、アメリカ、厳密にいうと英文ライターは実力があれば稼げる。なんともうらやましい環境です。
日本はまだまだフリーランスライターの地位が低く、本当の意味でのライターのためのプラットフォームは育ちにくいのでしょう。だから、私もこうやって英語ベースの世界で、むりくり日本語を書いています(苦笑)。
私にとって、サブスタックやMediumは、本当に書きたことを素直にのびのびと書ける場所です。実力をきちんと評価される場所という信頼感があるから、渾身の力で文章を書こうと思えるのです。
他では読めない内容、ピリッとスパイスの効いた文章を読みたいという方は、ぜひ有料購読をご検討ください。なお、有料化と同時にスペシャルオファーも用意しています。詳細は、有料化告知メールに盛り込んでお伝えします。